こんにちは。みはです。
8歳と6歳の男の子の母親としてビリギャルの著者坪田信貴さんの本を読みました。
本の内容
ビリギャル『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』
の著者坪田信貴さんの本です。
保護者向け、子供向け、指導者向けの短い語録集で受験のテクニックや勉強のとらえ方などの
言葉が載っています。気になる章から飛ばし読みをして心に引っかかった言葉を折に触れて何度も読み返すといった使い方をしたり、1日につき1つの言葉を選んでその言葉を5日間実践してみて
自分や子どもにどんな変化があったか評価してみる。などの使い方をすると良いそうです。
『バクノビ』親として参考にしたいところ
・学力とは、究極的には「読み書き」「そろばん」のことです。
・「知識」や「思考力」はただ、「テストのため」とか「良い学校に行くため」のものではありません。「自分を守るため」のものです。
「バクノビ」より
知識や思考力は自分を守るためのもの。前からママはこう思っていたんだという顔でこの言葉を子どもに伝えたいと思います。
・科学の基本は「観察」と「記録」。子どもの勉強や成長に関しては、必ず記録を残しておきましょう。科学は万能ではありませんが、科学は、実験・検証により、すぐに間違いに気付けるのが利点です。
「バクノビ」より
子どもをよく見る。のが教育者や親の仕事だといいますが記録をつけることがマストなんですね。
育児日記の小学生版として頑張ってやっていきたいです。
「要領が悪いと叱る前に」ペットボトルの水をコップに注ぐ行動を僕が分解してみたところ、だいたい29項目になりました。子どもや部下と「あうん」の呼吸で話が通じるようになるまでは、本当はそれぐらいかみ砕いて、指示を出す必要があります。
「バクノビ」より
かみ砕いて指示を出す。これって親に余裕がないとできないですよね。余裕がほしい。
「目的」と「目標」は違います。目的は「まと」で、目標は「道しるべ」です。「目的」を達成するために、「目標」を設定すると考えてください。この2つを混同して、「目標がすべて」にならないようにしましょう。たとえば、目的=合格と設定したのに、「この問題集を、○○までに絶対全部やり終えないと」などと思いすぎないこと。
「バクノビ」より
ドリルでも何でもせっかく買ったから全部やらないともったいない。とか考えてしまいがちですが「目的」を見失わないようにしたいです。
⇩模擬試験とは
①本番と近い環境で試験を受ける訓練
②修羅場をくぐり抜ける訓練
③時間配分の訓練
④どういう問題が出てくるかの確認訓練
⑤後で、解けなかったことを解けるようにする訓練
「バクノビ」より
こういうことを意識して模試を受けるといいのですね。「力を測るためのもの」ではなく「力をつけるためのもの」と考えるそうです。
読解力を伸ばす法
①テーマ(訴えたい主題・要旨)が何かを探る
②(多くの場合)最後の段落がまとめであることがほとんどなので、まずはそこを読む。
③段落ごとに、テーマを語るための役割があるので、それらをまとめていくこと。たとえば、「第一段落=問題提起、第二段落=例示、第三段落=反対意見の例示、第四段落=主張のまとめ」など
「バクノビ」より
読解力は全ての教科で大切なことなのでつけさせたい力です。ただ本を読むだけではなく
どんな事を意識しながら読むかが大事なんですね。
メンタルが弱い子は、騒がしい環境下で問題を解いてもらうなど、日頃から悪環境の中でプレッシャーを与えておくと本番に強くなれます。
「バクノビ」より
上の子はいつも下の子が遊んで騒がしい中で宿題をしているのですが試験本番に強くなるんでしょうか?もしそうなら下の子を「静かにしなさい!」と怒らなくてもいいのかな。
まとめ
この本は短い語録集なので読みやすくてよいです。
親だけでなく子ども本人が読むと5教科の勉強のやり方なども載っているので
高校生は参考になると思いますよ。よかったら読んでみてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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